タケハタのブログ

プログラマの生き方、働き方、技術について雑多に書いていくブログです。

転職活動終了のご報告と今のご時世の中で転職活動してみての所感など

先日Twitterでは報告したのですが、2ヶ月前にこのブログでも書いていた転職活動が先日終了しました。

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ブログで書いたのでブログでも報告書きたかったのと、このご時世でちょっと特殊な時期の転職活動になったので、その所感なんかも書きたいと思います。
また、このいわゆるTwitter転職みたいな形でやってみての良かった点、大変だった点も書きます。

Twitter投稿後の反響

2月10日にブログポストとともに↓のTwitterを投稿したところ、多くの方に拡散していただきました。

twitter.com

そしてタイミングはバラバラですが、最終的に合計で20件、そのうち知り合いの方からお問い合わせをいただきました。
会社の規模、フェーズ、業種などは様々です。 全く僕のことを知らなかった企業の方から声をかけていただけたのも嬉しかったですし、もともとの知り合いの方から声をかけていただくのもまた、話したことがある上でなにかしら良い部分を感じてもらえてたのだなと思い嬉しかったです。

転職活動の流れ

最初は声をかけていただいた全ての方とお会いしようと思っていたのですが、想像以上に多くのお問い合わせがあったため、恐縮ながら最初の段階でいくつかお断りさせていただきました。 2月後半〜3月上旬にかけて、その中からカジュアル面談を12社受けました。中には複数回実施していただいた企業様もあります。

そして3月上旬頃から並行していくつかの企業様で正式な選考に進むという形を取り、最終的に決定したのが4月8日でした。
前職の最終出社日が3月31日だったので、もともとはそれまでに終えたいと考えていたのですが、想定以上に多くのお話を聞いている中で迷ったりしていたのもあり、少しオーバーしました。
が、ほぼ予定通りに終えられたので良かったです。

コロナの影響はあったか?

転職活動の開始が2月半ばくらいからだったので、ちょうどコロナの影響の問題が本格化し始めてきて、リモートワークも増えてきたくらいの時期でした。
それでも前述の通りお話は多くいただきましたし、これにより面談が飛んだりとかもなかったので、僕個人の話に限って言えば特にネガティブな影響とかはなかったかなと思っています。

ただ、面談がほぼ全てリモートになりました笑
カジュアル面談、選考と併せて20回くらいの面談がありましたが、実際にオフィスにお邪魔したのは序盤に実施された3回ほどです。

現場のリアルな空気感などを見ることはできなかったのは少し難しいところではありました。
ちなみに最後の内定受諾もオフィスには一度も行かずに決めています。

一方で、ほぼリモートだったおかげでより多くの企業様とお会いすることができました。
在職中の転職活動だと、どうしても平日の夜にお願いするという形を取らざるを得なくなりますし、自分も毎日のように色々な場所へ飛び回らないといけなくなります(前回の転職活動は実際にそうでした)。

そこがリモートであれば昼休みなどでもできましたし、移動がなくなったことにより体力的な負担も減らすことができました。
それに夜だけであればどうしても1日1社となってしまうところを、昼と夜で1社ずつということもできたので、一番多いときは1週間で8回のカジュアル面談がありました。

今回はカジュアル面談などでなるべく多くのお話を聞いてから考えたいと思っていたので、そこはむしろ都合が良かったですね。

今回の転職活動で良かったこと

自分では考えていなかった企業様からもお話を聞けた

ブログポストの中に書いていますが、今回の転職先の希望としては

  • 技術的裁量の大きさ
  • プロダクトに魅力がある
  • スピード感のある開発をしたい

という3点だけを書いていました。
特に業種や技術セットの話、会社のフェーズなどは絞らず書いていたので、本当に色々な企業の方からお声がけいただきました。
(今思えば抽象的過ぎたなとは感じますが笑)

前述の通り全てお会いするというわけには行きませんでしたが、自分が想像もしていなかったり、そもそも知らない業種のお話をかなり聞けて、参考になることが多くありました。
話を聞いてみると様々な業界で、それぞれ解決したい明確な課題などがあり、その中でどういうことをやっていきたいかという魅力的なビジョンがあり、ミッションとしてとても面白そうだと感じることばかりでした。

それゆえに予定より長い時間迷っていたところもあるのですが、こういった自分の想像していなかった範囲まで考えを広げて悩めたのは、すごく大きかったです。

色々と聞けたゆえ価値観も転職活動の途中で少し変わった

転職活動を始める前、自分のやりたいことができる会社はこういうところかな?というのがなんとなくはありました。
しかし実際話を聞いてみると、想像と違う会社でもやれることが分かったり、あるいは「こういうことをやるのも面白そうだな」と別の方向性に気付くことがありました。

なので転職活動始めた時と、後半に選考を受け始めた頃では価値観もだいぶ変わっていました。
今までそれなりに長い期間同じ環境にいたので、外の世界はしっかりと話を聞いてみないと分からないなと改めて感じました。

今回の転職活動で大変だったこと

連絡や日程調整は全て自分でする

ここがなにより大変でしたね。

  • 最初にお断りする場合はその連絡
  • カジュアル面談の日程調整
  • 選考に進む場合はその日程調整
  • 選考に進まない場合はその連絡
  • その他個別での質問

などなど、エージェントさんを介してないので全て自分でやらないといけません。
時間調整は基本的に候補日を3つくらい出すという形になるので、そこで被らないようにまずカレンダーに登録して、確定したら他の候補日の予定は削除して・・・というのを面談の数だけ繰り返していました。

さらにカジュアル面談の段階ではやり取りを基本的にTwitterのDMでやっていたのですが、正直こういう多くのやり取りを管理するにはあまり向いてない作りなので、そこも大変でした。

あと、最終的にほとんどの企業様にはお断りしなければならないので、その連絡ももちろん自分で。
ここは正直一番辛いところでしたね。
自分に対して声をかけていただいたのは嬉しい限りでしたし、この連絡をするのは本当に心苦しかったです。

情報の管理

何度も書きますが想像以上に多くお声がけいただいたので、誰とどこまで話してどういうステータスか、を把握しておくのも大変です。
それに今回はカジュアル面談という形で、大体1時間ずつくらい会社や現場の情報を話していただいたり、こちらの質問に答えていただいたりしていたので、選考をいきなり受けに行くよりも多くの情報が入ってきました。

その中から選考に進むのはどこにしようか、と考えなければならないので、情報の整理はしっかりやるようにしました。
面談の内容を元にスプレッドシートで

  • サービス内容
  • 使っている技術セット
  • 技術的に面白いポイント
  • 会社の課題感と考えられていること
  • リモート、フレックスの有無
  • etc...

といった項目を作って、ステータスや面談で質問した内容などをメモして管理していました。
カジュアル面談で質問する内容も基本的にこれに沿ってすれば漏れが少なくて良いので、こういうのを先に作っておくとやりやすくなります。

最終的には納得行く形で終えられて良かったです

自分でやらなければならないことが多く、在職中にこの形でやるのはなかなか大変でした。
また、途中で考え方が変わったりと紆余曲折もありました。

が、最後は納得行く形で転職活動を終えられて良かったです。
転職活動をしていた約2ヶ月間は忙しさも合わさって精神的にも不安定でしたが、やっと落ち着いてきました。
それゆえこのブログを書くのも求職のポストを書いて以来になってしまったのですが、またこれから更新していこうと思います。

改めまして、今回の転職活動でお会いいただいた企業の皆さま、お声がけくださった皆さま、ツイートを拡散してくださった皆さまありがとうございました。

5月までは休暇を取っているので、今のうちに力を蓄えてこれからも頑張りたいと思います。