タケハタのブログ

プログラマの生き方、働き方、技術について雑多に書いていくブログです。

リモートワークで仕事とプライベートを切り替えるためにやっていること

転職してフルリモート2ヶ月弱が経ったのですが、コロナの影響で入社以来ずっとフルリモートで仕事をしています。
もともとリモートで働きたい派ではなかったのですが、慣れない中やってみて、頭と身体の切り替えに難しさを感じました。

今回はその難しさを解決するために、個人的に色々試していることを紹介したいと思います。

リモートワークで感じる切り替えの難しさ

プライベートの時間で落ち着けない

WFHをするとなると、「家だと誘惑が多いし、仕事モードに入って集中できない」みたいな懸念はよく聞きますね。ただ個人的にはこれは椅子などの作業環境が整っていたこともあり、これはあまりありませんでした。

その代わり、逆にプライベートの時間で落ち着けないという問題にぶつかりました。

平日の昼間の時間をずっと職場として過ごしているため、仕事を終えてプライベートの時間になってもずっと職場にいるような感覚を持つようになったという感じです。
単純に景色が変わらないので落ち着かなかったり、PCも家のモニターやキーボードなどの周辺機器につないでやっているので、自分のPCでなにかやろうとしても仕事をしているような感覚に陥りました。

なので平日の仕事終わりや休日もどこかゆっくり休めないところがあり、疲れが溜まっていく感覚がありました。

休息不足によるコンディション低下が仕事にも影響

そしてプライベートで落ち着かない状態が続くと、徐々にコンディションは低下していきます。結果それが仕事にも影響してきます。

最初は仕事で集中できていた感覚も、プライベートでゆっくり休めない→コンディション低下→仕事での作業効率が落ちる→ゆっくり休めなくてさらにコンディションが落ちる・・・という悪循環に陥っていくのが見えました。

家でもオフィスに出社している感覚を出せるようにする

仕事とプライベートの切り替えができていないことが課題だったので、仕事している時間にオフィスに出社している感を出すことで、解決を試みました。
そこで試した内容をいくつか紹介します。

服を着替える

これは最初からやっているのですが、仕事を始める時に出勤するつもりで服を着替えます。
部屋着のままで作業するのは楽だと思いますが、やはり仕事してる感が出なくて締まらないです。

「寝る時はちゃんとパジャマに着替えた方が(部屋着と別にした方が)睡眠にいい」という話もあったりして、服を着替えるというのは頭と身体の切り替えにはとても有効なのだと思います。

疑似通勤をする

これは仕事の始まりと終わりに一旦外へ出て通勤の時間を作ることで、オフィスと家の切り替えをします。

まず朝は時間になったら家を出ます。
そして駅まで行って戻ってきて、「おはようございます!」と言って部屋に入って仕事を始めます。

1日仕事し、終わったら夜は「お先に失礼します!」と言って家を出ます。
そしてまた駅まで行き、家に戻ってきます。
日によってはそのまま外で食事をして来る時もあります。

以前テレビでStay Home期間中の子供の勉強で学校行ってる感を出すためにこれをやってる家族を見て、いいなと思い取り入れました。

一回外に出て戻ってくるだけで意外と気持ちが切り替わるのと、駅まで一回行くことで出勤した感がでます。
もしこれで物足りない人は隣の駅に行って戻るとかもありだと思いますが、このご時世なので無駄に電車に乗るのは避けたいですね。

オフィスの環境音を流す

動画サイトなどを使って、オフィスの環境音を部屋に流します。
色々あるんですが、僕はこれを使っています。

youtu.be

環境音の中でも人の話し声の多さとか物音とか、集中を乱さない程度にと考えた時に一番バランスが良かったです。
この動画を仕事中はずっとループさせています。

あとはずっと流し続けてくれるこういうサイトもあるみたいですね。

www.lifehacker.jp

こちらは個人的には人の話し声が少し気になったのでやめました。

食事は作業デスクで取る

僕の部屋はPCや周辺機器が置いてある作業デスクと、座椅子とローテーブルの置いてあってテレビなどを観たりするリラクスペースがあります。
(作業デスクを端に置いているだけで、すごく広い部屋なわけではないです)

リモートワーク始まってからしばらく、ランチを家で食べる時はリラクスペースの方で食べていたのですが、それを作業デスクで食べるようにしました。
オフィスで働いていたら自分の机で食べるので、それに環境を近づけるためです。

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また、これにより仕事の時間中にリラクスペースを使うことが全くなくなるので、プライベートの空間として保つことができるようになりました。
休憩時間に昼寝をする時も、作業用の椅子のリクライニングを倒して寝てます。

疑似同僚を働かせる

これは一番最近やり始めたことなんですが、横で誰かが働いてる感を出すために

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疑似同僚を働かせるようにしました。
ちなみにこの疑似同僚が座っている場所が前述のリラクスペースです。
そして使ってるPCから環境音を流しています。

ふと気づくと視線を感じたりするので、一人で作業するのが寂しい人などにもおすすめです。
参考までに、この人はAmazonから単価2000円くらいで雇えます。

www.amazon.co.jp

環境の切り替えは大事なんだなと痛感

フルリモートで仕事をし始めてみて、平日も休日も常に同じ空間で過ごしてるのは、精神衛生上良くないなと感じました。
よく「無駄な時間」と言われる通勤時間も、個人的には大事な時間だったと思っています。

今回書いたことをやり始めてから、だいぶスムーズに切り替えられるようになったし、プライベートの時間も気が休まるようになりました。
今後はできれば仕事中のデスクの後ろの背景を何かしらの方法で変えたりとか、より違う空間に感じられる方法を考えていきたいと思っています。