Swift/Kotlin愛好会 Advent Calendar 202022日目の記事です。
(ちょっと遅れました)
Kotlin愛好会には初回からよく参加していて、もう2年半くらいになります。
たまに談義枠でも参加したり、技術書典で執筆したり、当時いた会社で会場提供という形で開催したこともあり馴染みのあるコミュニティです。
もともと知り合いとかがいたわけでは全くなく、初回の時に思い立って参加して、そのまま雰囲気とかが気に入ってずっと参加してます。
そして実は今度から運営としても関わらせてもらうことになりました。
なのでこのタイミングで、これまでずっと参加してきて参加者として良かったことを簡単にまとめてみようと思います。
Kotlin愛好会とは?
Kotlin愛好会は名前の通り、Kotlinが好きな人が集まってお酒を飲みながらLTを見たりする勉強会です。
対象者が
- Kotlinが好きな人!
- Kotlinを好きになる予定の人
- むしろKotlinから好かれている人
となっているので、Kotlinエンジニアだけでなく、「Kotlinに興味がある」「これから使ってみたい」という方も多く参加されてます。
LTは「談義」と言っていて、時間、発表形式は自由、内容もKotlinに関することなら何でもOKというのが特徴になってます。
(謳ったり踊ったりするのもありらしいです)
もともとは毎月色々な企業さんのオフィスを会場として借りて開催されているのも醍醐味でしたが、現在はご時世の影響があってGoogle Meetを使用してのリモート開催になっています。
良いところ
個人的にいいなと思ってるところは、以下の3つです。
- 毎月開催して公募制で談義できる
- 気軽に登壇の経験を積める
- 色々な分野の人の話が聞ける(懇親会含め)
毎月開催して公募制で談義できる
これは意外とありそうで多くないと思ってるんですが、毎月開催していて且つ談義で喋る人を公募しています。
そして先着順なので、「最近LTとかやってないからやりたいな」とか「最近調べたことどこかで発表したいな」と思った時、割と近いタイミングですぐに機会があります。
実際僕も半年に1回くらいは談義してるんですが、特に今年なんかは機会が少なかったので「そろそろどこかで喋りたいな」と思ったタイミングで談義枠に申し込んでました。
同じ勉強会でこんなに繰り返し発表できる機会はなかなかないんじゃないかなと思ってます。
気軽に登壇の経験を積める
冒頭に書いた通り談義は発表形式は自由、内容はKotlinに関することならなんでもOKという自由度の高さなので、結構気軽にできます。
話題のレベル感(初心者向け、上級者向け)、カテゴリ(サーバー、Androidなど)、話の方向性などなんでもありなので、自分が「これ話したい!」って思ったことを好きに話せます。
あと時間が自由なので、そんなに発表内容をきっちり詰めたり練習したりしなくても大丈夫です笑
もちろん自分の満足の行くように準備した方がいいとは思いますが、すごい早く終わったり長引いたりしても暖かく見守ってもらえます。
ちなみに僕が直近談義した時は、申し込んだものの「スライド作る気分じゃないなー」と思ってライブコーディングにしました。
特にゴールを決めず、やりながら「大体こんなところかなー」というところで終わるという自由さを存分に使った内容になりました。
色々な分野の人の話が聞ける(懇親会含め)
もともとKotlinはサーバーサイド、Android、iOS、JavaScriptなど様々なプラットフォームで使うことができて、使われる範囲の広い言語です。
そしてKotlin愛好会もそのジャンル等問わずに人が集まってくる勉強会なので、自然と色々な分野の人が集まってきます。
技術的な専門領域も違えば、関わっている業種も様々。
談義、そしてその後の懇親会でその様々な領域の人と話したりできるのも、また学びや刺激が多くあってとても面白いです。
今は懇親会もリモートでやっているので、自分から発言しなくても話を聴いてるだけでもPodcast的に楽しめると思います。
どんな発表をしてきたか?
参考までにこれまでやってきた談義を紹介します。
僕がサーバーサイドの人間なので、基本的にそっちの話題ですね。
サーバーサイドKotlinとの邂逅
初めての談義の時です。
その頃ちょうどサーバーサイドKotlinを会社でやり始めて少し経った頃で、サーバーサイドでの可能性みたいなことについて話しました。
ちなみにKotlin愛好会自体もこの時が第1回で、しかもその1番目の発表者が僕でした笑
この年の夏にCEDEC 2018という大規模なカンファレンスでの登壇を控えていて、発表の経験を積みたいなと思ってるところで見つけて、応募したのが始まりでした。
KotlinTest with Spring Boot
KotelinTest(現在のKotest)をSpring Bootと組み合わせて使う方法についての話。
これも当時仕事で使っていたフレームワークで、会社の技術ブログで書いた記事をベースに発表しました。
Kotlinの特徴として語られる機能の効果を実践での結果から紹介する from サーバーサイド
この当時でサーバーサイドKotlinを始めてから1年半ほど経った頃。
よく言われるKotlinのメリットに対して、実際に使った結果どうだったか?という話をしました。
これは割と基本的、初心者向けな内容も多いです。
grpc-kotlinはどこまでKotlin化できるのか?
https://speakerdeck.com/n_takehata/grpc-kotlinhatokomatekotlinhua-tekirufalseka
今年Googleから公開されたgrpc-kotlinというgRPCを使うためのKotlinライブラリについて。
それまでもgRPCはよく使っていたので、それをついにKotlinでサポートした形のライブラリが出るということでJavaのライブラリとの比較を。
MyBatis Dynamic SQLの Kotlinサポートを使う
MyBatis Dynamic SQLがKotlinをサポートしているのを今年知って、なかなか良かったので紹介。
これが前述の「スライド作る気分じゃなかったのでライブコーディングにした」やつです。
一応前段の説明のためのスライドは作ってますが、こんなくらいの準備でも発表できます。
Kotlinに興味がある人にはぜひ参加して欲しい勉強会!
僕は仕事で使い始めたのがきっかけでKotlinの良さを知り、好きになってこの勉強会に参加しました。
そこで色々な方の談義を聴いたり、懇親会で話して知識を得られたり、自分で何回も談義して得られた経験は多くあります。
ゆるく参加できて、学びも多くてとても楽しいです。 Kotlin好きな人(特に発表とか気軽にやってみたい人)にはぜひオススメしたいです!