Twitterでは散々宣伝してきましたが、去る8月24日にCEDEC 2018で登壇してきました。
ゲーム開発に最適なサーバーサイドKotlin 〜Kotlinの導入と基盤ができるまで〜
https://2018.cedec.cesa.or.jp/session/detail/s5abf865c5ecde
発表資料:
speakerdeck.com
そこで、今回はその事前準備から本番当日までの間であった学びをまとめたいと思います。
今後大きなカンファレンスとかで登壇する人たちの参考になればと思います。
資料を作り始めた6月後半から、発表当日の8月24日までの約2ヶ月間のお話です。
①資料作成
日頃からアウトプットしておくと楽
ここ1年くらい、特にKotlinを始めてからは会社のQiita:Team、技術ブログに技術検証の内容やノウハウの記事を積極的に書くようにしてきました(まだまだ全然少ないと思っていますが)。
登壇資料を作るにあたって色々思い出したり、調べたりする時にこういう風にある程度まとまった情報が、しかも人に見せる用に書いた形で残っているのはとても助かりました。
1時間のセッションとかだとかなりのボリューム作らなければならないので、これがあるのはとてもおおきいでs
サンプルコードとかもちょっといじって流用できるようなものが多かったし、全部0から作るのに比べて大幅に工数削減できたし、こまめに書いてる分精度の高い情報を出せたんじゃないかなと思います。
改めて調べるので勉強になる
とは言え、いざ口で説明しようとすると忘れていたり、実は理解があやふやだった部分もいっぱいありました。
特に他の人が検証した内容とかは、記事は読んでいたけど自分でバッチリ説明できるレベルで理解できていなかったと思います。
そういった内容を改めて調べ直したり、自分でコード書いて動かしてみたりすることで、理解が深まったしスキルアップできた気がします。
②練習
色んな目線の人にみてもらうことが大事
「プレゼンは練習が大事」というのは昔スティーブ・ジョブズ氏の本を読んでからずっと分かっていたんですが、今回一番失敗したと思ったのは「人に見てもらっての練習」を終盤までやらなかったことです。
そもそも資料の第一版ができあがったので2週間前くらいで(これも遅すぎたんですが)、そこから少人数で発表見てもらって修正しつつ、一人での練習を進めていました。
そして本番週の頭に会社のエンジニアをたくさん集めて見てもらったところ、大量のマサカリが・・・
本当はそれを最終練習として資料をFIXして、あとは反復練習をひたすらする予定だったのですが、本番前日まで資料の修正を強いられるハメになりました。
なので速い段階で資料と、できれば発表とセットで色々な目線の人、もしくは当日想定されるお客さんのペルソナになるような人を集めて意見をもらうのが大事だなと思いました。
ちなみに余談ですが、当日の直前はカラオケにこもって反復練習をしていました。 個室だしマイクあるし、食べ物飲み物もある上に場代が安いのでレ週場所には結構おすすめですよ笑
③当日
やっぱり練習が大事
当日は他のセッションを観るのも諦め、直前までひたすら練習してましたね。
それもあって本番はそれなりにスムーズに話すことができたんじゃないかなと思っています。
ただ、ギリギリだったこともあって後半部分の方があまり練習できなかったので、前半の方が上手く喋れたなという手応えがありました。
やっぱり最後はどれだけ練習したかで当日の落ち着きとかも変わってくるなと改めて感じましたね。
冷静に時間を見る
あと心残りなのは、PowerPointの発表者モードの時って左上に経過時間が出るんですが、後半それが結構ギリギリになって焦ってちょっと早口に・・・と思ったら実際は10分余り。
準備もために開始時間前からスライドを再生していたので、その分の時間も乗っかっていただけでした・・・
↑これのこと
無駄に焦って喋ってしまって、これだけが心残りですね。
最後に
今回はCEDECというゲーム開発者の最大級のイベントで登壇できて、とても光栄でした。
それに当日までの準備も本当に色々な人に協力してもらい、苦労しつつも勉強になることがいっぱいありました。
普段仕事で人に説明したり、ブログを書くのとは全く別の難しさがありますね。
同時に改めてアウトプットの大事さも感じたので、こういった機会は今後どんどん増やしていこうと思っています!